山手線は都内部を中心にぐるぐると環状運転を行っていて、その中心には中央線が走っています。
都内に住んでいる人であれば誰でも1度は利用した事があるであろう便利な路線ですが、山手線は単純に便利だからという理由ではなく、本当の目的は別にあるという都市伝説があります。
日本には古来から様々な風水や陰陽道の力を利用したり、土地の神様、時には妖(あやかし)の力をも利用して土地を繁栄させたり、守って来た歴史があります。
以前に仙台市の結界の話を紹介しましたが、今回は東京の結界について書いていきます。
山手線は鉄の結界
今回の都市伝説は、山手線の本来の目的は都心を守る為の鉄の結界を作るというもの。
山手線の路線図を見てみると、丸い環状線状の路線になっている真ん中を蛇行するようなかたちで中央線が引かれている。
これを図にすると、なんと陰陽道の対極図(陰陽図)が浮かび上がってくる。
陽の部分(白い部分)を山の手と呼び、陰の部分(黒い部分)を下町と呼ぶ。
下町の全てではありませんが、あまり治安が良い場所ではなく、どちらかというと治安が悪い場所です。
治安が悪いから悪い気が溜まるのか、元々悪い気が溜まりやすいから治安が悪いのかは不明ですが、その悪い気から「皇居を守っている」というように読み解く事も出来ます。
陽の陰にあたる部分には皇居があり、陰の陽の部分には新宿にあたります。
山手線の設計が行われたのは第一次世界大戦中という事もあり、皇居を守る為にこのような大がかりな鉄の結界を引いたのではないかと推測できる。
戦争になれば鉄は貴重な資材であるはず…そんな時期に作ったところで爆撃にあえば簡単に破壊されてしまうリスクもある中で、何故こんな大がかりな工事をしたのか…考えれば考えるほど不可解でしかない。
現在、皇居は一般的に開かれた場所ではあるが、そう易々と入れるような場所ではなく、庶民からしたら少し異質な空間であり、まさしく「陽に隠れる陰」を表している。
では陰の陽に当たる部分の新宿はどうだろうか。
こちらは陰の中で輝く街、「眠らない街・歌舞伎町」そのものを表現している。
様々な陰が溢れる中で、眠る事の無い煌びやかな不夜城であり、日本随一の繁華街は様々な欲望が渦巻いている。
まさに陰の中の陽そのもの。
山手線の鉄の結界は山の気に守られてる?
山手線の中心を通る中央線ですが、高尾山から出てきて山手線の真ん中を蛇行して通ります。
これは、高尾山の気を都心に送り込む為と言われている。
更に、総武線は成田山から都心に向けて気を送り込んでいますし、筑波エクスプレスは筑波山からの気を持ってきてくれます。
そうした山からの気を持ち込むことで、東京という土地が発展し続けているというのが山手線鉄の結界の都市伝説です。
ちなみに、高尾山、成田山、筑波山の気を一身に受けている土地は「秋葉原」です。
ここは電気街、オタクの街として知られていますが、目覚ましく発展している秋葉原はこの恩得を受けての発展ではないかとも言われています。
鉄の結界を守る狛犬
更に山手線を見てみると、山手線が停車する渋谷駅と上野駅には有名な銅像があります。
渋谷駅にはハチ公像が待ち合わせ場所や渋谷のシンボルとして飾られ、上野駅には西郷隆盛が犬を連れた銅像があります。
この二つの銅像に共通するものは「犬」。
ハチ公の銅像が犬なのはわかりますが、西郷隆盛の銅像が犬を連れているのは何故でしょうか。
西郷隆盛が連れている犬は銅像作成時には既に亡くなっており、西郷が飼っていた犬は雌犬の薩摩犬であったにも関わらず、この銅像は雄犬である。
また、西郷隆盛の銅像を作った人物と犬の銅像を作ったのは別人であるのも不思議なところ。
それであればわざわざ犬を作らなくてもいいのではないか…。
西郷隆盛が大の犬好き!愛犬家!という事ならまだしも、生前の写真を見ても西郷隆盛が犬を連れているものは1枚も無いという話。
それなのに、何故わざわざ犬を連れた銅像にしたのか?
それは渋谷と上野駅に犬の銅像を置く事によって、狛犬の代わりとしているという説。
皇居を中心にすると、渋谷駅と上野駅は端と端に位置する。
神社の入り口に対になっている狛犬を模してこのような銅像が建てられている事で、山手線の結界の中にある皇居を守っているのでは?とされています。
これが偶然なのか、意図的なものなのかはわかりませんが、政府御用達の占い師や風水師、陰陽師は遥か昔から存在しているので、少なからずその影響はあるかもしれませんね。
山手線に結界を張ったのは日本の秘密組織であり、陰陽道のエリート集団である八咫烏が関与しているのではないかと考えられます。

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