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【茨城県】筑波山を割った⁉ダイダラボッチの伝説と謎【都市伝説】

日本昔話やジブリ映画もののけ姫にも登場し、日本では割と有名なダイダラボッチですが、いったいどんな妖怪なのかを知る人はあまり多くありません。

ダイダラボッチ?あぁ、あのでっかくて半透明なやつね!

くらいの認識だと思います。そこで今回はダイダラボッチについての伝説と謎からその正体についても考察してい行きたいと思います。

ダイダラボッチ伝説は茨城県が発祥の地

茨城県のみでなく、日本各地でダイダラボッチのような巨人伝説はみられます。

しかし、なぜ茨城県が発祥の地と言えるのでしょうか?それにはしっかりとした理由があります。

文献に記載された巨人の存在

721年に成立した『常陸国風土記(ひたちのくにふどき)』という奈良時代の文献があります。

そこにはこのような記述があるのです。

平津驛家西一二里 有岡 名曰 大櫛 上古有人 體極長大 身居丘壟之上 手摎海濱之蜃 大蛤也 其所食貝 積聚成岡 時人 取大朽之義 今謂大櫛之岡 其踐跡 長卌餘歩 廣廿餘歩 尿穴徑可廿餘歩許

出典:『常陸國風土記』那賀略記

原文だと何て書いてあるのか全くわからないので、簡単な口語訳にしてみると…

平津駅家(ひらつのうまや)という交通で大事な要所から大体1里から2里(4~8㎞)ほど行ったところに大櫛という名称の丘があった。

大昔(奈良時代の人から見た大昔なので縄文時代辺り)にそこにとても大きな人がいた。その人はとてつもなく大きな体で、丘の上から手で海の水をすくってハマグリをとって食べていた。その巨人が食べたハマグリの貝が積もっていって岡になった。当時の人(縄文時代辺りの人を指す)はこの岡を『大朽(おおくち)』と読んでいたが、それが訛って『大櫛之岡(おおくしのおか)』と呼ぶようになった。【大櫛之岡とは現在の大串貝塚のことで、茨城県水戸市塩崎町にある】

その大きな巨人の足跡は長さが約72mで、幅は約36mもあり、その巨人が立ち小便した時の勢いでできた穴の深さは約36mにもなった。

そしてこの『常陸国風土記(ひたちのくにふどき)』というのが、現在の茨城県を指しており、このような記述があることから巨人伝説であるダイダラボッチは茨城県が発祥とされています。

それにしても足跡の大きさからいっても、巨人という次元を超えた大きさ…。

ちなみに足跡の大きさをゴジラと比較してみると

ゴジラの足跡…縦約27.9メートル、横約22メートル

ダイダラボッチ…縦約72メートル、横約36メートル

規格外のとんでもない大きさのダイダラボッチ…ゴジラが霞んでしまう…。

この足跡の大きさから身長を割り出すと、400mを余裕で超える!!

 

茨城のダイダラボッチ伝説

その巨体からか主に地形を変えてしまうような伝説がほとんどで、山を作ったり湖を作ったり…といった話が語り継がれています。

茨城県の筑波山にもその伝説が残っていて、ダイダラボッチはある日、富士山と筑波山の重さ比べをしようとてんびん棒でに2つの山をのっけて持ち上げようとしたが中々持ち上がらなかった。

なので気合を入れて持ち上げたら筑波山の乗っていた方の紐が「ブチッ!!」と千切れてしまい、落下た筑波山は真っ二つに割れてしまい今の姿になってしまったという伝説が残っている。

ちなみにこの時に踏ん張った時に出来た足跡は茨城県石岡市の代田(だいだ)に残っており、地元の人たちは8月のお盆の時期になると、大きな人形を作り毎年交換して祀っているそうです。魔除け的な意味合いもあるそうで、ダイダラボッチは神様のような存在とされています。

 

その他のダイダラボッチ伝説

富士山や琵琶湖といった日本国内でも有名な観光地にまつわる伝説が多く残されており、このことからダイダラボッチは国造りの神様といった見方も出来ます。

  • ・富士山を作るため、甲州の土を取って土盛りした為に、甲州は盆地になってしまった。
  • ・富士山を作るため近江の土を掘り、その掘った跡地が広すぎて後に琵琶湖となった

 

つまり富士山と琵琶湖はダイダラボッチが作った!!!

 

ダイダラボッチが出てきた作品

もののけ姫

おそらくダイダラボッチという名称を一気に全国規模で広げたのは間違いなくあのジブリ映画『もののけ姫』だろう。

昼と夜で正反対の顔を持つその姿はまさに『自然界の神様』といった生殺与奪を自由につかさどる神のような存在として描かれているが、もちろんそういった能力があったという伝承はなく、あくまでもフィクションとして描かれている。

 

ゲゲゲの鬼太郎

数回登場しているが、いずれも封印されたダイダラボッチを悪党が解き放つといった流れの作品が多く、その強さは古の神が対処しないといけな程といった他の妖怪とは別格の扱いを受けている。

 

妖怪ウォッチ

40m以上の超絶巨大な妖怪。迷路が大好きで町や区を単位としてとり憑くといったとんでもない規模での取り憑きで迷路に迷い込ませるといったいたずら好きな妖怪として登場している。

どの作品にも共通してみられるのは、その巨大さです。また、一般的な妖怪よりも格上の存在として神として描かれたりしていることもあります。

ダイダラボッチ伝説の考察とまとめ

ダイダラボッチのような巨人の伝説は日本各地に残っており、このことから昔の人たちが説明がつけられない巨大な山や湖を巨人が作ったと想像し伝承していったものがこの伝説の始まりではないかと考えられる。

しかし、日本を作った創造神として実在していたかもしれないし、山や川を作った話とは別に巨人が実在していたという都市伝説も多数あり、ただの作り話だと笑うことも出来ないかもしれない。

  • ・ダイダラボッチ伝説は『常陸国風土記』に記載がある。
  • ・『常陸国風土記』は茨城県の地誌である。
  • ・ダイダラボッチの大きさは400mを超える!
  • ・筑波山が二ツ峰なのは、ダイダラボッチが落としたから。
  • ・富士山や琵琶湖はダイダラボッチが作ったとされている。
  • ・規格外の巨大な存在というのが共通認識
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