「君を見ていると、ずっとお友達だった気がするよ。」
星のカービィーは、今でこそ大人気の任天堂キャラクターとなり大乱闘スマッシュブラザーズへの参加や様々なカービィーのゲームも発売されていますが、元々はHAL研究所が自社ブランドで発売する予定のゲームソフトでした。
目次
最初の名前は『はるかぜポポ』
カービィーの名称になる前、一番最初につけられた名前は『はるかぜポポ』でした。
しかし、名前のインパクトが薄い事からすぐに変更されてしまいます。
2番目の名前がティンクルポポ
はるかぜポポからティンクルポポへと名前を変えて、本格的にプロジェクトが始動し、ゲーム雑誌にもティンクルポポとして紹介され、広告や宣伝にも力を入れていましたが、残念ながらティンクルポポが世に出る事はありませんでした。
HAL研究所の危機を救った任天堂
開発元のHAL研究所はこの時、かなり深刻な経営危機を迎えており、雑誌や広告にまで掲載したティンクルポポも発売中止になると言われていました。
しかし、この時に任天堂が救いの手を差し伸べてHAL研究所に出資し、セカンドパーティーの1つとする事でティンクルポポを発売させようとしました。
ティンクルポポからカービィーへ
マリオシリーズやドンキーコングの生みの親とされるゲームプロデューサー、宮本茂がティンクルポポのプロトタイプを見たところ、何となくサンリオのキャラと被ってしまうと考え、キャラクターデザインを調整し、名前もティンクルポポから星のカービィーに変更しました。
こうして任天堂が発売元として発売されたゲームが星のカービィーです。
HAL研究所が経営危機に陥った時に任天堂が出資していなければ、カービィーは今の世には存在しなかったかもしれない。
ちなみに、ティンクルポポを略すとティ〇ポとなってしまうから名称を変えたという話もあるが、定かではない。
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