2003年にPS2で発売されたホラーゲーム『SIREN』のCM内容に苦情の電話や批判が相次ぎ、ついには放送中止となってしまった。
『どうあがいも、絶望』
といったキャチコピーと共に開発されたSIRENは昭和の日本を舞台にした設定で、屍人と化した村人に殺されないように逃げつつ謎を解いていくといった内容で人気を博したホラーゲームで、今でもゲーム実況で取り上げられたりもしています。
それでは、一部では幻となってしまったそのCMとはどんな内容のものだったのだろうか。
SIRENのゲームCMは2パターン
流れたCMには病院編と教会編の2パターンあり、どちらも恐怖を煽る映像となっており、幼い時にこのCMを見ていたらトラウマになっていたかもしれません。
SIREN廃屋の病院編
廃屋と化した病院の中を懐中電灯で照らしながら進んでいく女性。
懐中電灯で照らした先の地面にはナースシューズが映し出される。
懐中電灯を持っていた女性が「お姉ちゃんなの?」と呟いて懐中電灯を上の方に向かって照らしていく。
ナースの顔を見た女性の驚愕した表情でSIRENのロゴが表示される。
SIREN教会の窓編
少女が教会へと逃げてきて、教会の窓をのぞくと、そこには少女の両親が寝ている姿が。
少女は両親に助けを求めようと、必死に窓を叩きながら「開けてよー!」と叫んでいる。
助けを求める声で目が覚めた両親は、窓の方を見る。
するとそこには顔中が血だらけとなった少女が「開けてよー」と叫んでいた。
SIRENのCMが放送中止になった理由
たった15秒~30秒程のCMが何故放送中止となったのかは、そもそもSIRENのゲーム自体がR-15指定となっていて、15歳以上のプレイヤーを対象としているのに小さい子でも起きてテレビを見ている時間帯に放送された事から、子供が怖がったり、泣き出した事からクレームに繋がり放送中止となってしまったようです。
というのが通説ですが、実はこの話にはもう一つ不思議な話があります。
実はこのSIRENのCMは深夜にしか流していなかったそうなのです。
15歳以上対象なので当然といえば当然ですが、今となってはこの真偽を確かめる事は出来ないのですが、深夜にしか流していないCMなのに送られてくる苦情は「CMを見た子供が怖がっている」という内容のもの。
不思議だと思いませんか?
そんな時間帯に一体誰が見ていたのでしょうか…。
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