太陽の石「アステカ・カレンダー」に隠された古代文明の歴史の真相

製造時期:1479年頃

発見場所:メキシコ

作成理由:太陽暦のカレンダー

目次

太陽の石「アステカ・カレンダー」とは?

Aztec calendar

1790年にメキシコの首都、メキシコシティで巨大な石のオーパーツが発見されました。

その大きさは直径が3.6m、重量は24トンもある、1枚の巨大な玄武岩で作られたオブジェクトです。

元は祭祀を行っていた太陽神殿に飾られていたものですが、スペイン人の征服によって破壊されることを恐れ、現地人がメキシコシティの中央広場に埋めたものとされています。

また、太陽神殿に飾られていたことから、アステカ・カレンダーは「太陽の石」とも呼ばれているのです。

古代文明の歴史を記したオーパーツ

太陽の石と呼ばれるアステカ・カレンダーは、マヤ文明の叡智を受け継ぎ、地球上に存在した私達が知ることの無い文明の歴史を記録したものです。

アステカ・カレンダーに描かれている5つの太陽は5つの時代を示しています。

中央の太陽は現代を表し、その周囲にある4つの太陽は過去の地球上に存在していたが滅びた時代です。

第1の太陽「ジャガーの太陽」

最初の時代であるジャガーの太陽オセロトナティウは、巨大な生物が生息する時代でした。

人類は巨大な生物に対抗する術を持たず、見つからないように洞窟でひっそりと暮らしていましたが、ジャガーの餌となり1つの時代が終わりを告げます。

第2の太陽「風の太陽」

2つ目の時代である風の太陽エヘカトナティウは、天災による竜巻や台風によって全て吹き飛ばされ、人類のほとんどが滅びてしまいました。

第3の太陽「火の雨の太陽」

3つ目の時代は、火の雨の太陽キアウトナティウで、火の雨とは降り注ぐ溶岩の事を示しています。

つまり、火山の噴火によって降り注ぐ溶岩によって人類は滅び、新たな時代へと移りました。

第4の太陽「水の太陽」

4つの目の時代は、私たちが生きている現代の1つ前の時代になります。

水の太陽アトナティウでは、大洪水によって世界の生き物のほとんどが滅びることに。

これは旧約聖書にある、ノアの大洪水のことでは無いかと言われているのです。

第5の太陽「地震の太陽」

最後に描かれている第5の太陽ナフィ・オリンは地震の太陽です。

現代はこの第5の太陽にあたる時代であり、大地震と食糧不足による飢餓によって人類が滅びると予言されています。

この予言が本当に当たるかどうかはまだわかりませんが、近年の地殻変動による世界各地での地震の頻発や世界人口の増加を考えると笑い飛ばせるものでは無いかもしれません。

暦を正確に割り出すアステカ・カレンダー

現代では、1年間が365日というのは誰もが知っている常識です。

しかし、これはグレゴリオ暦と呼ばれるもので、16世紀になって誕生しました。

それよりもはるか昔に1年は365日ということを割り出しています。

現代の天文学を使って計算したものと、マヤ暦を比べてもその誤差はわずか17.28秒。

それどころか、天動説が常識とされていた時代に、地球が太陽の周囲を回る公転周期も正確に計算していました。

地球が太陽の周りを回っていることなど、誰も知りえないこの時代にどうやってその知識を得たのか。

マヤ人に高度な計算方法を教えたり、これまで起きていた地球の歴史を教えた存在がいることを否定することは出来ない。

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