【体験談】夢で見た相手と結婚した話【怖い話】

こんばんは。『万事屋 闇市』の管理人こよみです。

今回は、どちらかと言うと怖い話というよりも、不思議な話になります。

目次

夢で見た相手と結婚した話

1度しか見てないのに、忘れられない夢ってありませんか?

目が覚めた後もやたらと印象に残っていて、まるで現実だったのでは?と思うような夢。

私は、15年以上経った今でもその夢を覚えています。

その夢を見たのは、確か14歳か15歳の頃でした。

中学2、3年生の頃ですね。

夢の内容はというと、冬の寒い日の夜、私はスーツ姿で歩いていました。

隣には黒いロングヘアーの女性がいて、手を繋ぎながら大きな川に架かっている橋を歩いている。

特に会話も無く、どこに向かっているのかもわからず、ただ手を繋いで歩いている夢。

顔を見ようとしても、相手の長い髪が邪魔して中々見えない。

でも、なんだか気持ちがぽかぽかするような、凄く幸せな夢だったのを覚えています。

そんな短い夢ですが、「あぁ…私はこの人と結婚するのかなぁ…。」なんて乙女みたいな事を考えていた。

何年経ってもこの夢を忘れることが出来ず、黒髪でロングヘアーの女の子と付き合う度に、この子と結婚するのかな?と夢のことを思い出すほど印象に残っていました。

そんな夢を見て10年が経った頃、2年同棲していた彼女と結婚することに。

しかし、結婚してからというもの、お互いすれ違いが多く、たったの半年で結婚生活は幕を下ろすことになりました。

別にどっちが悪いとかでは無く、お互いに「なんか違うね」と言う感じで離婚。

年齢的にも、まだ新しい相手を見つけられる年齢だったので、早々に離婚することに。

結婚式等は上げていなかったので、特に離婚を躊躇することなく、ほんとに紙1枚出すだけで離婚は成立しました。

ただ、友人もほとんどいなかった私は、職場の人と以外話すことがなくなってしまいました。

人との会話に飢えていた私は、キャスやニコ生などで雑談配信をするようになります。

最初はほとんど誰も見に来ませんでしたが、段々と固定で来てくれる人も増え、それなりに充実した配信生活を楽しんでいましたが、徐々に実際に人と会いたくなってきたのです。

そんな時、配信していた最初の頃から見に来てくれていた1人の女性からコンタクトがあり、実際に会うことに。

ただ、その女性の住んでいる場所を聞くと、私が住んでいるところから新幹線で4時間もかかる場所だったのです。

さすがにキツいな…と思いつつ、どんな人なのか興味もあったので新幹線に乗って会いに行くことに。

ただ、その当時は仕事が忙しく休日もまともに取れなかったので、仕事が終わってから行くことになりました。

17時に仕事を終えて急いで向かいましたが、到着したのは23時近くだったと思います。

到着して出迎えてくれたのは、黒髪ロングヘアーの女の子。

そして、時間も時間なのでその子の家で飲もうという話になり、家まで歩いて行くことに。

その途中で、大きな川に架かった橋があり、その上を歩いている時にあの夢を思い出したんです。

黒髪のロングヘアーに、大きな川、そしてそこに架かった橋。

季節は冬…。

歩いているのも夜…。

でも、手は繋いでいない。

そんな夢の内容を思い出していると、いきなり手を握ってきたんです。

無言でした。

写真で貰った画像以上に可愛い子だったので、嬉しいやらちょっと怖いやらで、この時は完全に頭がパニックでした。

結局この子とは遠距離ながら付き合うことになり、付き合って1年目の記念日に結婚することに。

それが今の妻なのですが、結婚して数か月経った時、こんなことを言い出したんです。

「中学生くらいの頃かな、凄い幸せな夢を見たの。」

「冬の寒い日なんだけど、夜中に橋を歩いていて、隣を見るとスーツを着た長髪の男性がいるのね。」

「あんまり顔を覚えていないんだけど、涙墨が印象的なのを覚えてる。」

私は無言で聞いていました。

「でね、その人が私の顔を見ようとするんだけど、恥ずかしくて髪の毛で顔を隠してたの。」

「よくわからないけど、この人の事好きだなぁって思って手を繋ぐんだ。」

「初めて会った時、覚えてる?」

「私、なんかその夢を思い出して、思わず手を繋いじゃったんだよね。」

正直、鳥肌が立ってました。

私には涙墨があり、当時は確かに仕事帰りだったのでスーツ姿でした。

そしてこの夢は、私が忘れられない夢と全く同じなんです。

私が中学生の時に見た夢を、妻も見ていたことになります。

(私と妻は同い年)

さすがに、お互い何月何日に見た夢なのかは、全く覚えていませんが、お互い中学2、3年だったので、もしかしたら全く同じ日に同じ夢を見ていたのかもしれません。

ちなみに、私も同じ夢を見ていたことは、妻には話すことが出来ませんでした。

多分、この先も話すことは無いでしょう。

結婚生活は、以前とは打って変わって順調で、子供にも恵まれました。

あの夢が予知夢的なものだったのか。

それとも奇跡的に、同じような夢を見ただけなのか。

不思議な話ですが、思い出すと今でも少しゾクッとします。

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