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トイレの花子さん 女子トイレ

トイレの花子さんの起源となった事件とは?今も語り継がれている学校の怪談を徹底調査

学校の怪談で代表的なトイレの花子さんとは?

トイレの花子さん

小学生の時に、誰もが一度は聞いたことがある学校の怪談。

その代表的な存在とも言えるのが、トイレの花子さんです。

スマホも携帯電話も普及していない時代に、全国の小学校に怖い話として噂が広まり、その内容は様々な変化をしていきました。

花子さんの呼び出し方

一番オーソドックスな花子さんの呼び出し方はこのように伝わっています。

  1. 小学校の三階にある女子トイレに入り、三番目のトイレのドアをノックする。
  2. 「花子さん、遊びましょう。」と三回呼びかける。
  3. 中から「はぁーい。」と返事が返ってきて赤いスカートと真っ白のブラウス、おかっぱ頭の女の子が出てくる。

ここまではほとんど話に共通しますが、その後は「何して遊ぶ?」と聞かれて「おままごと」と答えると、包丁で刺し殺される。

「首絞めごっこ」と答えると首を絞めて殺される。遊ばないと追いかけられるなど、様々なパターンが存在しています。

花子さんと出会った時の対処法

100点の答案用紙を見せると悲鳴をあげて逃げていくと言われています。

一番最初のトイレの花子さんは手しか見せなかった?

トイレの花子さんと聞くと、ほとんどの人が赤い釣りスカートに白いブラウスでおかっぱ頭の女の子をイメージすると思います。

そのイメージは様々なメディアによって印象操作されただけであって、トイレの花子さんの起源となる怪談では真っ白い手が伸びてくるといった内容が一番有力な情報です。

1950年頃の岩手県和賀郡黒沢尻町に伝わる学校の怪談で、小学校の体育館にあるトイレの奥から三番目の個室に入ると、「三番目の花子さん」と声が聞こえ、便器の中から白い手が伸びてくるという話。

トイレから手が伸びてくるといった内容の怪談はそれこそ、江戸時代から伝わるほど使い古された怪談ネタです。

そんな昔からあるような怪談話が全国規模で広がりを見せ、どのようにしてトイレの花子さんへと変化していったのかが非常に気になります。

「小学校」「トイレ」「三番目の個室」といった限定的な環境から様々な尾ひれがつき変化していったのでしょうか。

地域によって変化を見せるトイレの花子さん

【山形県】
トイレを出る際に、「花子さん」と呼ぶと返事が返ってくるが、その時に嫌な声で返事をされたときには何かが起こると言われている。

また、山形県では花子さんの正体は大トカゲが化けて出たものとしている話もあるようです。

その姿は3つの頭を持ち、体長は3メートルもあり、女の子の声で油断させてその相手を食べるといった内容ですが、この話だけ異色といえます。

実は、山形県寒河江市には大トカゲに襲われる話が民間伝承がありますので、この話から怪異=大トカゲが化けたものとして噂が広がった可能性があります。

【岩手県 和賀郡黒沢尻町】
体育館の奥から三番目の個室に入ると、「三番目の花子さん」と声がして、トイレから白い手が伸びてくる。

【神奈川県横浜市】
女子トイレに花子さんが居ることは変わりませんが、男子トイレにもヨースケさんと呼ばれる男の子の怪異が存在するとされています。

「呼びかけて3秒以内に逃げないと殺される」

「男子トイレで便器の周りを3回回って花子さんと呼ぶと、便器から血だらけの手が現れる」

など、便器から手が伸びてくるといった共通点が見られます。

【千葉県】
2階のトイレの2番目の個室で3回回って「みーちゃん」と呼んで水を流すと「はぁーい」と返事が返ってくる。

千葉県では、花子さんではなく「みーちゃん」として語られています。また、三階のトイレで三番目の個室でもなく、なぜか「2」がキーワードになっています。

【東京都】
小学校の3階女子トイレの奥で「花子さぁーん」と呼ぶと「なぁーに?」と声が返ってきて、16時過ぎに同じトイレの前で「花子さん、ごめんなさい」と言うと「いいのよ」と声が返ってくる。

【埼玉県】
小学校のトイレで4番目のドアを15回ノックして「花子さん、遊びましょ」と呼びかけると「はぁーい」と返事が返ってくる。

【長野県】
女子トイレの3番目の個室をノックして「ゆきこさーん」と呼びかけると「はぁーい」と返事が返ってくる。

長野県も千葉県同様に、なぜか花子さんといった名称ではなく違った名前となっています。

ゆきこさんと名付けられたのは、地域的にも雪が積もり寒いからでしょうか…?

【兵庫県】
兵庫県に伝わる花子さんの怪談は、家族構成がしっかりしている事がとても興味深いです。

1番目のトイレには花子さんの父、2番目には母、4番目は妹、5番目に弟、男子トイレの2番目に祖父が居て、呼びかけると「うちの花子に何か用か?」と聞かれる。

このほかにも花男、小花子という名の親戚もおり、これら親戚の花子さん一族が毎年群馬県で集会を開き、その年の方針を決めている。

花子さんのボーイフレンドには、太郎という幽霊がいて深夜の学校の体育館でバスケットボールをしている。

一番の謎は、家族会議をなぜ群馬県で開催するのかという事と、方針とは何の方針なのでしょうか…。

【大阪府】
花子さんを呼びだすためにトイレのドアをノックすると、標準語で「危ないわね、やめなさいよ」と声が返ってくる。

【岐阜県】
校内に旧式の汲み取り式便器があり、そこで3回まわって「花子さーん」と呼ぶと「はぁーい」と返事が返ってくる。

【島根県】
花子さんと遊ばないと、追いかけられると伝っている。

地域によっては花子さんではなく、違った呼び方をされている事もあるようですが、トイレで呼び出すといった内容に変わりはありません。

これだけではなく、花子さんが人を襲うパターンも多数存在しています。

包丁で刺される、首を絞められるだけでなく、学校にちなんでか縄跳びで首を吊って死んでしまうといった内容から、トイレに吸い込まれ溺死させられる、逃げても時速1,000キロのスピードで追ってきて腕を喰われるなどその内容は多岐にわたっています。

トイレの花子さんが爆発的に広がった怪談ブーム

全国的にトイレの花子さんの噂が広がったのは1980年代~1990年代の怪談ブームと言われています。

口裂け女やこっくりさん、学校の七不思議といった怪談が多く生まれ伝説的な怪談として今でも様々なメディアで映画化されていたり、書籍が出されているほどです。

その内容も一貫して恐怖に陥れるといった立場ではなく、子供を護る怪異として登場している場合もあったりします。

映画化されたトイレの花子さん

1995年…トイレの花子さん

1997年…トイレの花子さん

1998年…新生 トイレの花子さん

2007年…学校の都市伝説 トイレの花子さん

2011年…ビギニング オブ トイレの花子さん~イジメから始まる物語~

2013年…トイレの花子さん 新劇場版

2016年…トイレの花子さん新章 ~花子VSヨースケ~

トイレの花子さんの起源となる事件

学校の怖い女子トイレ

怪談ブームが巻き起こり、噂が広まるとその噂の始まりはどこなのかを知りたくなるのは当然です。

また、全く関係ない事件や事故ですら怪談の起源として語られることも少なくはありません。

トイレの花子さんにも同様に様々な起源となる事件がありますので、その一部を紹介します。

【福島県の小学校で起こった転落事故】

小学校の三階にある図書室の窓際に座って本を読んでいた女の子が、誤って滑り落ちて亡くなってしまい、その霊が花子さんとして三階の女子トイレに住み着いてしまったという説。

【1937年 岩手県遠野市一家心中事件】

遠野市に住んでいた5人家族が一家心中するという凄惨な事件が起こりました。

周りから見たら特に問題もない一般的な家庭でしたが、どれだけ言っても女遊びを辞めない父親を見て、母親は精神的に病んでしまったそうです。

精神的に壊れてしまった母親は、ついに家族全員を皆殺しにするといった凶行に出ます。

次女と長男を絞殺する母親の姿を見た長女は、学校に逃げ込みトイレに隠れました。

しかし、この時にトイレに隠れた長女の姿を見た学校の用務員さんが追いかけてきた母親に長女の居場所を教えてしまったのです。

長女を見つけた母親は、その場で殺害を決行。

その場所が三階の女子トイレで三番目の個室だったことからトイレの花子さんの起源になったとのではないかと言われています。

ちなみに、殺害された女の子は「花子」ではなく「育子」という名前だったそうです。

【1954年 文京区小二女児殺害事件】

当時7歳の女子児童が、トイレに行くと友人に言い残したまま2時間以上も戻って来ませんでした。

不審に思った担任教師とクラスメイトが手分けして学校内を捜索すると、トイレの中で遺体となって発見される。遺体の口には下着が詰められ、暴行された後に絞殺されていたそうです。

当時の小学校は、現代と違ってセキュリティ対策もほとんどしていなかったので、公衆トイレのような感覚でトイレを借りに出入りする人も多く、このような凄惨な事件が起こってしまいました。

女子がトイレに群れで行くといのをバカにする風潮もありますが、学校内でも安心できなかった時代に考えられた、自分達の身を守るための行動とも考えられます。

余談ですが、実際にこの事件以降、親から必ず何人かで固まってトイレに行きなさいと口酸っぱく言われて育った人もたくさんいるようです。

これらの事件がトイレの花子さんの起源なのか?

私の答えはNOです。

どちらの事件もトイレといった内容は共通していますが、花子さんの噂が広がってからこれが起源じゃないのか?と誰かが後付けしたものにしか過ぎないでしょう。

そもそも、花子さんの初期は手だけが伸びてくるといった古来から伝わるような典型的な怪談話でした。

それが、いずれかの事件をきっかけにして今の花子さんのイメージが出来上がったとは考えにくい。

赤いスカートに、白いブラウスといったイメージも書籍や映画からついたイメージが強く、初期の話で花子さんの姿は特に語られていません。

怪談ブームの時に放送していた「花子さんが来た」や「学校の怪談」でイメージが視覚的にも確立されたことで、誰もが同じ花子さんをイメージするようになりましたが、それはあくまでもメディアによって作られた花子さんです。

そうはいっても、人がイメージしたものが具現化するので、もしトイレの花子さんが実際に現れたとしても、きっと赤いスカートに白いブラウスでおかっぱ頭なのには間違いないでしょう。

この先、噂話がどんどん変化していって、数十年後にも私たちの知る花子さんでいてくれるのか、もしくは全く別の何かになっているのかが楽しみです。

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