2019年7月、くも膜下出血により倒れ、帰らぬ人となったジャニー喜多川氏。
ジャニーズ事務所の社長として活躍し、事務所のタレントからもジャニーさんの愛称で呼ばれていました。
ジャニー喜多川氏が逝去した後、タッキーこと滝沢秀明が新社長に就任するも、タレントの様々な不祥事が明るみになり活動休止やジャニーズ事務所からの退所が相次いで起こっています。
しかし、社長が変わっただけであれだけ強大な力を持っていたジャニーズ帝国がこうも簡単に崩れるものでしょうか?
このような事態になっている裏には、ジャニー喜多川氏が持っていたある力を失ってしまったからだとも言われています。
ジャニー喜多川のCIAスパイ説
たった一代でここまで強固なジャニーズ帝国を築けたの、本当に彼の持つマネジメント力だけだったのでしょうか?
ジャニーズ繁栄の裏にはジャニー喜多川氏の持つ裏の力が働いていたとも言われています。
そして、その裏の力の秘密はジャニー喜多川氏の経歴に隠されているのです。
ジャニー喜多川氏の経歴
本名、喜多川擴(ひろむ)は1931年生まれで高野山真言宗米国別院の僧侶の次男として、ロサンゼルスで生まれました。
2歳になった時に家族全員で日本に移住するも、1947年には子供達だけでロサンゼルスに戻り、現地の学校に通いながらリトルトーキョーでショーの手伝いをしながら生活を送っていたそうです。
その時にあの美空ひばりも参加していたアメリカツアーに携わったことで、日本の芸能界との太いパイプが出来たとも言われています。
その後は、米国籍のままであったジャニー喜多川氏は徴兵により朝鮮戦争に従軍することになり、退役後は日本のアメリカ大使館で軍事援助顧問団の一員として働きました。
その際に、地元の少年たちを集めた少年野球チームを作り、そこからジャニーズ事務所初の所属タレントが誕生したというエピソードが一般的です。
「情報機関で働いていた」と本人が暴露
いくら美空ひばりのアメリカツアーを手伝ったり、人脈を作っていたりしたからと言って、それだけでここまでの影響力が持てるのでしょうか。
当然ながら、テレビ業界に「男性のアイドルグループを作ったので売り出してください!」なんてお願いしても相手にされるわけがありません。
しかし、事実としてジャニー喜多川氏が結成したグループは次々と大ヒットを飛ばし、ジャニーズ事務所は瞬く間に芸能界でも不動の地位を築きます。
この異常なまでのスピードから、まことしやかに囁かれているのがジャニー喜多川氏のCIAスパイ説です。
仮にジャニー喜多川氏がアメリカで働いていた時に、CIAの諜報員として働いていたとしたら、当然ながらアメリカからの資金援助やコネだけでなく、芸能界の情報も自由に手に入れることができます。
あまりにも上手くいきすぎているジャニー喜多川氏には他にもたくさんの噂や逸話が残されている。
ジャニー喜多川氏のことを綴った『異能の男 ジャニー喜多川』を出版した小菅宏氏は、ジャニー喜多川氏に直接訪ねたことがあるそうです。
「ジャニー喜多川は、CIAのスパイだったの?」
そうすると、本人はこのように答えたそうです。
「アメリカの情報機関で働いたことはあるけど、それ以上はノーコメント。」
そんなわけないと笑い飛ばすでもなく、完全に否定する事もないこの返答はどう解釈すべきでしょうか。
今となっては、これが事実なのかどうかもわからなくなってしまいましたが、ジャニーズの相次ぐスキャンダルを見ているとジャニーズ帝国の崩壊もカウントダウンが始まっているのかもしれません。
CIAからの恩恵を受けられなくなったことで、このような事態を招いているとしたらこの先も様々な問題が表に出てくるのは明白です。
滝沢秀明氏が社長に就任し、新体制となった今後のジャニーズの動向から目が離せません。
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