リカちゃん人形にまつわる都市伝説&怖い話「あの人形」は呪われている?

1967年の発売以降、6,000万体以上出荷されている可愛い顔立ちのリカちゃん人形。

女の子なら、誰でも子供時代に1度は遊んだことがあるのではないでしょうか。

そんなリカちゃん人形には、いくつもの怖い話や都市伝説が存在しています。

代表的な都市伝説として「3本足のリカちゃん」が有名ですが、この話にはいくつかのパターンが存在しているのです。

今回は、3本足のリカちゃん人形にまつわる4つの怖い話と、この都市伝説の成り立ちを紹介します。

目次

3本足のリカちゃん人形の起源

一番有名な3本足のリカちゃんの怖い話はこちらです。

ある女性が公衆トイレに入った時に、足元にリカちゃん人形が落ちていることに気付きました。

どこかの子供が落としたのかと思いながら、その人形を拾い上げると、その人形に違和感を感じます。

本来あるはずのない3本目の足が脇腹の辺りから生えていて、他の足とは違う土気色をしていました。

不気味な3本足のリカちゃん人形に恐怖を覚えた女性は、思わず人形を投げ捨てます。

しかし、人形の首だけがこちを向いた状態で女性をジッと見つめながら、

「私リカちゃん。呪われているの。」
「私リカちゃん。呪われているの。」
「私リカちゃん。呪われているの。」
「私リカちゃん。呪われているの。」

そう何度も繰り返し、喋り出しました。

女性はすぐさまその場から逃げ出したものの、その声はいつまでも頭に残って消えません。

ずーっと繰り返し聞こえるリカちゃんの声で発狂しそうだった女性は、持っていたボールペンを自分の耳に突き刺して鼓膜を破ってしまいました。

この話をもとに、様々なパターンが生まれて噂として広まっていきました。

派生したリカちゃん人形の都市伝説

3本足のリカちゃんに関する話には、様々なパターンがあります。

学校に潜む3本足のリカちゃん人形

3本足のリカちゃんは、学校のトイレの中にもよく出現しています。

「私、リカちゃん。この足の持ち主を探しているの。」と自分の足を見せながら声をかけてきますが、無視していれば危害を加えられることはありません。

ただ綺麗な自分の足を見せびらかしたいだけのようですね。

しかし、「私、リカちゃん。おままごとする?かくれんぼする?」と聞かれたら諦めましょう。

「おままごと」と答えると包丁で滅多刺しにされ、「かくれんぼ」と答えると異世界へ連れ去られて2度と戻ってこれません

私は包丁滅多刺しはごめんなので、異世界転生してチートスキルで無双できる可能性に賭けて「かくれんぼ」を選びます。

枕元に出てくる3本足のリカちゃん人形

枕元にあらわれる3本足のリカちゃんは、手に鋭いハサミを持っていて、ピョンピョン飛び跳ねながら動きます。

寝たフリをしていれば問題ありませんが、起きていることに気付かれたらお終いです。

ハサミで足をズタズタに切り刻みながら切断されて、リカちゃんの足と交換されてしまいます。

夢に出てくる3本足のリカちゃん人形

体の弱い女の子が、両親からプレゼントされたリカちゃん人形で遊んでいると、イジメっこの男の子がそれをバラバラにして隠してしまいました。

その日は土砂降りで、女の子は泣きながら大雨の中でバラバラにされたリカちゃん人形のパーツを探しましたが、どうしても足が1本見つかりません。

長い時間雨に打たれて、体調を崩してしまった女の子はそのまま亡くなってしまいます

女の子が亡くなった4日後に、リカちゃん人形をバラバラにした男の子の夢にリカちゃんが出てきました。

3本足のうちの1本を引きずりながら、「あの子がいないの。あの子はどこ?」と男の子に迫ってきます。

男の子は知らないと伝えると、「そう…。残念ね…。じゃあ代わりにこれちょうだい。」男の子の首を切断するという内容です。

その後、首のない男の子の遺体が発見されたそうです。

リカちゃん人形の都市伝説はどうして生まれたか

呪いや怖い話は置いておいて、3本足のリカちゃんが実際に存在するという噂があります。

それは、茨城工場で作られたリカちゃん人形の中に、機械のトラブルで3本足となってしまったリカちゃん人形が含まれていたというものです。

もちろん、メーカー側は不良品として廃棄しましたが、チェック漏れで一般市場に流通してしまった…。

この話自体が、本当なのかそれとも作り話なのかはわかりませんが、これだけ大量のリカちゃん人形が出回っているのでいくつか不良品があっても何もおかしい事ではないでしょう。

もしかしたら、リカちゃん人形の不良品を手にした子供が、面白半分に作った話が広まっただけかもしれません。

3本足のリカちゃんにまつわる怖い話や都市伝説も、段々と人々の記憶から薄れていっているようにも感じますが、1つの怪談として語り継がれていくことを願っています。

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