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「失われた聖櫃(アーク)」が眠るとされているシオンの聖マリア教会

聖櫃(アーク)とは「契約の箱」とも呼ばれているもので、旧約聖書にてモーセがシナイ山で神から授かった十戒が刻まれた石板が収められた箱のことを指しています。

その聖櫃(アーク)を所蔵していると言われているのが、エチオピアにあるシオンの聖マリア教会の礼拝堂です。

シオンの聖マリア教会

一般人や礼拝者どころか、例え修道士であっても聖マリア教会の礼拝堂への立ち入りは禁じられていて、唯一入れるのは番人と呼ばれる1人だけと言われています。

聖櫃(アーク)を守護する番人は、死ぬ前に後任の番人を指名し、もし指名せずに亡くなってしまった場合は修道士間の選挙によって新たな番人が選ばれ仕組みになっている。

エチオピアには古代キリスト教の影響が強く残っていて、総本山でもある「エチオピア正教会」は世界的に見ても最も古い教会の1つです。

シオンの聖マリア教会は、そんなエチオピア北部に位置しているアクスムに作られました。

アクスムは、街そのものが世界遺産として登録されていて、1700年以上前に作られた石柱がいたるところにあるなど、古代の歴史を感じることのできる神秘的なエリアとなっています。

シオンの聖マリア教会に聖櫃(アーク)が来た経緯

聖櫃(アーク)そのものは、紀元前10世紀頃にソロモン王の神殿に収められてたとされています。

しかしその後の行方はかわっておらず長い間、歴史から聖櫃(アーク)は姿を消していました。

その後、エチオピアの歴史書である「ケブラ・ナガスト」に、エチオピアに聖櫃(アーク)があることを示す記述が見つかり現在に至っています。

その記述によると、シバ王国の女王がエルサレムへと出向いた際にソロモン王の子どもを妊娠し、その子どもは後にエチオピアの初代国王メネリク1世になりました。

そしてメネリク1世がソロモン王の元からエチオピアに聖櫃(アーク)を持ち帰ったと記されています。

聖櫃(アーク)が披露されるティムカット祭

冒頭にもあるように、聖櫃(アーク)が眠っている礼拝堂に立ち入ることは出来ません。

しかし、毎年1月19日の前後3日間行われるエチオピア正教の祭典「ティムカット祭」でレプリカではあるものの、聖櫃(アーク)を目にすることができる。

この祭典はイエス・キリストが洗礼を受けたことを祝うもので、この時だけは聖櫃(アーク)のレプリカが教会から川などの水辺へ運び出されて司祭が祈りを捧げます。

聖櫃(アーク)のレプリカは「タボット」と呼ばれ、例えレプリカであったとしても凝視することは禁じられている。

そのため、全体を布で覆いかぶされた状態で運ばれるが、それでも何とかして見ようと人が殺到し死亡事故が起きる事も。

祭典に参加する人々は、タボットを追うようにしながらにぎやかに練り歩き、洗礼所を取り囲みながら祝福の水浴びをしたあとに、食事を頼しむエチオピア最大の行事となっています。

聖櫃(アーク)の本物が眠る聖マリア教会礼拝堂

レプリカではなく、聖櫃(アーク)の本物はシオン聖マリア教会本堂とは別にある礼拝堂で保管されています。

本堂とは違って小さな礼拝堂ですが、そこへの立ち入りは教会関係者でも厳しく禁じられており、例え歴史的な調査をするためであったとしても学者すらも入れない禁断の地となっている。

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