2011年(平成23年)にシリーズ第1作目が発売され、根強い人気を誇るオムニバス形式のヤバい動画を集めた映像作品。
「Not Found3ネットから削除された禁断動画」のネタバレを含めた感想とレビューをお伝えしています。
Not Found3ネットから削除された禁断動画の作品情報
作品タイトル | Not Found3ネットから削除された禁断動画 |
監督 | 古賀奏一郎 |
制作会社 | amumo98 |
主な登場人物は、映画監督としても活躍している古賀奏一郎氏が、ディレクターとして登場しています。
ちょっと(かなり)クセのある上司といった感じ。
主に取材などで動いているのはADの杉本。
仕事での利益を考えるより、人情で動くタイプ。
心霊系よりもUMAなどの未確認生物などが大好き。
「Not Found3ネットから削除された禁断動画」のネタバレと感想レビュー
それでは、「Not Found3ネットから削除された禁断動画」のあらすじを含めて、ネタバレしながら感想レビューを書いていきます。
File:1「ペットボトル爆弾」
今回も最初はグロ系ですね。
一時期流行った、ペットボトルに水とドライアイスを大量に入れて破裂させる遊びをする2人の少年。
映像の結末は言わずもがな。
私はやったことないのでわかりませんが、威力的には指が吹き飛びそうなレベル。
手のひらだけ真っ赤だったけど…それくらいで済むものなのか。
わかっててもドキドキするけど、別にグロくはなかった。
File:2「度胸試し」
どこかのマンションでジャンケンをする数人の子供たち。
負けた子が、高いところに立って度胸試しをする様子が映されている。
しかし、カメラを持った子がすぐに落ちてしまい、落ちていく様子が映されていた。
それ以上でもそれ以下でもない。
うーん…前回と比べて2つともパンチが弱い。
File:3「廃屋の怪人」
怪人ってなんやねん!と突っ込みたくなる。
タイトルからして期待できなそうだなぁと思いつつ観てみると、結構良かった。
カップルがドライブ中にたまたま立ち寄った廃屋で、肝試し的なことをしている映像。
彼女の方は嫌々だが、彼氏はノリノリである。
廃屋の映像はめっちゃいい感じ、昼間なのに幽霊出てきそう。
そこで、うつ伏せに倒れている死体を発見してしまう。
思わず逃げ出すが、通報するために確認しに戻るとあったはずの死体が消えていた。
さすがに異常だと感じたカップルは、2人とも慌てて廃屋から逃げだす。
しかし、映像には死体だと思っていた人間が立ち上がって障子から覗く様子が映されていた。
取材班が調査をすると、その動画が削除された理由は、とある会社からの圧力だという。
さらに映像を検証すると、倒れていた人の手の甲に「NDA」という文字が刻印されているを発見する。
それは製薬会社の社名で、例の廃屋の近くに施設があることを確認。
異様な雰囲気に包まれている施設に、隠しカメラを持って潜入しようとするAD杉本。
しかし、入口付近で警備員と思われる男に何をしているのかを問い詰められる。
隠しカメラがバレそうになり、全力で逃げる杉本。
そう言えば、杉本って1作目からヤバそうな連中に追いかけられるな…。
結局、その製薬会社を調べることは出来なかった。
オチとしては、その製薬会社が人間のクローンを作っているという噂があり、倒れていた人間はその施設から逃げ出したのではないか…?と思わさせるものでした。
タイトルと違って、とても面白い話でした!
取材や検証のシーンも、飽きることなく見れましたね。
製薬会社というあたりでオチが予測は出来たものの、こういった話は好きなので個人的にとても楽しめます。
File:4「クレーマー男 前編」
Not Found 禁断動画について『つまらない』とクレームをつける男性。
電話では飽き足らず、ついに事務所まで直接やってくる。
モザイクが掛かっているのに、とても気持ち悪い男性(失礼)。
この男はノリヒロと名乗る。
そして、ヤバい動画を教えるといい、女性の死体を森の中で埋めている映像を見せてくる。
さらに、未解決事件の新聞を渡して、そこに掲載されている被害者と同じだと言う。
自分のことを取材しろと言い出すノリヒロだが、検討するとのことで帰ってもらい後編へと続く。
File:5「仔犬のエサやり」
最初に削除された動画のコメント欄が映るが、そのコメントの内容で既にネタバレしている。
幼稚園児の子どもが、子犬にエサをあげると言い出し、どこかけ出かけるようになったらしい。
残飯やお菓子を持って、夕方になるとどこかへ遊びに行く息子。
心配に思った母親が、息子のカバンにカメラを仕込んで撮影したという。
そこには、林の中で腐敗した死体の口に、容赦なく残飯を詰め込む息子の姿が映し出されていた。
……色々と突っ込んでいいですかね。
まず、幼稚園児が1人で夕方に遊びに行くってありえないでしょ。
そもそもカメラじゃなく、後を付ければ簡単にわかるだろうに。
そんな無粋なことを言っても仕方ないけど、さすがに突っ込みたくもなる。
グロ回なのだろうが、映像的にも地味。
というか、なぜ「子犬」と嘘をついたのだろうか。
それがダメなことだと、少なからず理解していたのかな。
File:6「怪奇!夢を撮影する男」
夢を撮影した動画があるとのことで調査するが、その動画を見つけることは出来なかった。
しかし、夢を画面に映し出すことができる人物がいるということで、その人物の元へ取材をすることに。
マインドフルネスを研究しているという男だが、とにかく胡散臭い。
わざとそういう演技なのだろうが、三流詐欺師みたいな感じ。
AD杉本の「こいつ頭ヤバそう」みたいな表情が面白い。
実際に夢を映像に映すという機械を付けて、AD杉本が寝て実験を行う。
しかし、画面には一切何も映らない。
プロデューサーの古賀さんが、寝て起きたばかりの杉本にまたすぐに寝ろという無茶振りをするが、寝れるはずもなく…。
今思えば、ここら辺から古賀さんのパワハラが始まっている。
結局、何も撮影することができず、今後も引き続き調査を行うで終わってしまう。
古賀さんと無茶振りと、AD杉本のやり取りを楽しむだけの回。
File:7「黙殺された証拠ビデオ」
投稿者の演技が酷い。
お芝居感150%増し。
映像自体も、めちゃくちゃ出来の悪い憑依もの。
File:8「封印された映画」
関わった人間が次々と不幸な出来事に見舞われた映画を発見する。
その映画は「黒の森」というVシネ作品だったという。
公開されることは無かったが、その映画を入手することに成功する取材班。
そこには、何か変なものが写っていたという。
そのシーンを観て見ると、映画のワンシーンで鏡に女性の霊が映りこんでいるしまっているというもの。
Not Foundシリーズの中では、一番心霊っぽい映像。
映画のプロデューサーをしていた男性に話を聞くも、その場所だけでなく、さまざまな場所でそのような霊が映っていたという。
監督は死亡し、主演も怪我、脚本家も行方不明のままで何をしているかわからないと話す映画プロデューサー。
この企画は脚本家の持ち込みだということで、行方不明になっている脚本家を探すも見つけることは出来なかった。
今後もこの映画について調査をする、というところで終わってしまう。
これ続くのか…。
というか、今後も調査する系多くない?
今作から、そういう路線にしていくのかな。
正直、後から言われても覚えてないし、あんまり続きものを連発してほしくない。
File:9「クレーマー男 後編」
ノリヒロ再登場!
AD杉本の家の前にノリヒロがうろついていて、会社に行けないと杉本から連絡が入る。
古賀プロデューサーたちが、杉本の家まで行くと、それに気づいたノリヒロが逃亡する。
しかし、その当日に電話があり前回見せた動画は本物で、取材しないと杉本へのストーカー行為を止めないと強引に取材するよう迫ってきた。
そこで、やむを得ず取材に応じることに。
ノリヒロから渡された地図をもとに一向は車を走らせる。
この時、ノリヒロと杉本が隣同士で座っているのに悪意を感じる。
(途中で杉本が進言して、違うスタッフと交換する)
やがて樹海に到着し、どんどん先を進んで行くノリヒロ。
目的地に到着し、ノリヒロは大興奮でここ掘れワンワンのごとく、地面をスコップで掘っていく。
しかし、一向に動画で出てきた女性の遺体が出てくる様子はなく、明らかに誰かに掘り返された跡が。
すると、いきなり悔しがりながら声を上げて樹海の中をダッシュするノリヒロ。
その後、取材班は警察に連絡するも特に進展は何も無かった。
観る側に考察しろと言わんばかりの内容ですね。
あの動画は、ノリヒロ自身が撮影したものなのか。
それとも、偶然見つけたものなのか。
いずれにせよ、埋まっている場所を正確に知っているくらいだから、何かしら関わっているのは間違いないのでしょう。
ただ、そうなると目的がよくわからない。
なぜそこまでして、執拗にNotFoundの取材班を連れて行きたかったのか。
死体を掘り返して、もし出てきたらどうするつもりだったのか。
このままだと、
「僕の方がしゅごいんだぞっ!」
と言いたいだけの自己啓示欲が強い、頭がおかしい奴にしか見えないぞノリヒロ。
前編と後編にまで分けるほどでも無かったような…。
Not Found3 ネットから削除された禁断動画の評価
心霊的な怖さレベル | [star-list number=3.5] 3.5 |
人間的な怖さレベル | [star-list number=3.0] 3.0 |
グロ表現のレベル | [star-list number=3.0] 3.0 |
ストーリーの面白さ | [star-list number=4.0] 4.0 |
Not Found3の総合評価 | [star-list number=3.5] 3.5 |
「Not Found ネットから削除された禁断動画」の3作目は、全体的に見ても印象に残るような話が少ないです。
グロ系に関しても、特にこれといって衝撃的な映像というわけでもありません。
一番最初の「ペットボトル爆弾」にドキドキしたくらいで、そこから一気に急降下していく感じ。
今回の評価は星3と言いたいところですが、「廃屋の怪人」が今までの作品の中でも面白かったので、星3.5とさせて頂きました。
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