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『サマエル』とは?悪魔でありながら死の天使と呼ばれる理由

今回は、さまざまな文献に登場してながら悪魔なのか天使なのか、その正体がハッキリしていない「サマエル」について紹介します。

サマエル

名称 サマエル
別名 サムエルなど
種族 悪魔/堕天使
役割 悪の支配者
死の天使
主な出典 創世記
バルクの黙示録
ヨハネの黙示録

天使?それとも悪魔?正体不明のサマエル

サマエルは強力な力を持つ死の天使とされていたが、中世に入ると堕天使、悪魔として見られるようになった。

ユダヤ教の神秘術である、カバラで使われる生命の樹セフィロトでは、トップに君臨する悪魔の支配者として描かれている。

魔界の女王リリスと一緒に、毎晩新たな悪魔を生み出し、その姿は12枚の翼を持つと言われています。

サマエルの正体

伝承によって、サマエルは天使だったり悪魔になったりしている。

死の天使と言われるようになったのは、サマエルの名前が『神の毒』という意味を持つことから、死を司る天使と言われるようになった。

つまり、神が認めた死の執行人であり、天界の死神のような存在とも言えるでしょう。

しかし、他の悪魔たちと同一視されることも多く、その正体が天使なのか悪魔なのかは今もハッキリとしていない。

バルクの黙示録に登場するサマエル

聖書の『創世記』に登場するイヴに知恵の実を食べるようにそそのかした蛇、もしくは蛇にそうするよう仕向けたのがサマエルだとも言われています。

そして『バルクの黙示録』では、知恵の実はブドウであるとされている。

ほとんどの人が知恵の実はリンゴというイメージがあると思いますが、それは創世記でも明確に知恵の実がリンゴであるという記述はどこにもありません。

新約聖書外典の『バルクの黙示録』では、知恵の実はブドウであり、楽園であるエデンにその木を植えたのがサマエル。

そして、ブドウから造られたワインの味を覚えさせてアダムとイブを堕落させたとある。

この一連の出来事が神の怒りを買い、アダムとイブと同様にサマエルも追放されることとなった。

堕天したサマエルは、魔王サタンやアスモデウスなど、強力な悪魔と同一視されることもある。

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死の天使サマエルと十戒のモーセ

サマエルとモーセについては、さまざまな逸話が残っています。
また、そのエピソードの中では、死の天使だったサマエルが堕天した理由も記されている。
サマエルは神からの命を受けて、120歳のモーセを天界へ迎え入れるために、死を与えようとするが、モーセに杖で殴られたうえに失明させられてしまう。
その失態を神に怒られ、再びモーセのもとへ死を与えにいくが、やはり追い返されてしまい、それに怒ったサマエルは神に反逆するために堕天使となったと言われている。
最終的にモーセは、神によって命を絶たれたとされているが、サマエルが堕天使となった理由を見ると反逆したくなる気持ちもわかる…。
特に何かしたわけでもないのに、モーセに失明させられ、それを神に報告しても怒られてもう一度行ってこいと言われる始末。
そりゃ天界から逃げて、悪魔にもなりたくなるだろう。

正体不明の悪魔サマエル まとめ

サマエルは文献によって悪魔だったり、天使だったりします。

いずれも「死を与える」という役割があるので、死神のようにも思えますが、その正体は未だに解明されていません。

解釈の仕方によってはサタンと同一視されることもあり、現代では悪魔だという認識をしている人の方が多いでしょう。

しかし、モーセとの逸話にもあるように、特に何か悪さをしたわけでも無いのに、殴られて失明されたうえに神に怒られるといった屈辱を受けています。

サマエルという悪魔は、悲しい天使のなれの果てに生まれた悪魔なのかもしれません。

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