【洒落怖】全く意味がわからない【怖い話】

こちらは、ネットで噂の怖い話を読みやすく編集して投稿しています。

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全く意味がわからない怖い話

860 :あなたのうしろに名無しさん:2001/02/28

僕はいつも学校に行くためにバスに乗ってるんですけど、そのバスは右に曲がった。

そのいつも乗ってるバスで、ある日おかしな事があったんです。

だって、いつものような、おばあさんもがいるから、最後まで行ったんです。痛いから。

それで、そこまでは別に良かったんですけど、めちゃくちゃ大きい紙袋の紙じゃない版みたいなのがあって、ボールみたいなのもあって、シルクハットをかぶってる人もいっぱいいたんです。

おかしいですよね?普通の道を通ってるのに。

それでもバスはずうっと普通に進んでたんですけど、ある道を左に曲がった所で、いきなり急ブレーキをしたんですよ。

それで、本当に急にキー---って止まったんで、中に乗ってた人が、バランスを崩してこけそうになったんです。

僕は席に座ってたんで大丈夫だったんですけど。

でも、本当におかしい事は、学校に行く直前に起こったんです。

そのバスはいつも、大きな公園の横を通って行くんですけど、その頃、ちょうどそのいつもの道は工事してたんで、ちょっと遠回りして、トンネルがある方の道から行ってたんです。

それで、そのトンネルのちょうど真中ぐらいまで通ったところで、そのバスが”ガチャ”とか言いながら止まったんです。

僕はもちろんおかしいな、と思いました。

で、気づくと、バスは既に学校前のバス停に着いてました。

僕は、あれ?おかしいなぁ?とか思いながらバスを降りて、その日も普通に学校に行きました。

そのバスに乗ってた人はもうみんな死んだんですけど。


2003/12/15日 投稿
友人から聞いた話です。

彼は神奈川のある高校にバスで通っていたんですけど、そのバスによく乗ってくる、奇妙なお婆さんがいたそうです。

別に見た目が奇妙とか、気が狂っているとか、そういう奇妙さじゃなくて、なんというか、不気味な気配が漂っているけど何が変なのかはわからない、そんな感じのお婆さんだったそうです。

見た目は良家の未亡人風というか、(『ジョジョの奇妙な冒険』という漫画の第二部に出てくる、ジョジョの婆ちゃんみたいな感じだと言っていました)毅然とした感じの寡黙なタイプで、でもこの世の人ではないような、そんなお婆さんだったそうです。

彼は霊感があるわけでもなく、それまでに怪談めいた体験をしたわけでもないのですが、このお婆さんがバスに乗ってくると、いつも『これから何かあるんじゃないか」という、言い知れぬ恐怖感に襲われたと、以前からよく言っていました。

冬のある日、いつものようにバスで高校に行く途中、お婆さんが乗ってくると、既にバスに乗っていた乗客の一人が、お婆さんに話しかけました。

話しかけたのは、帽子をかぶってシルバーシートに座った老紳士といった感じの人で、その人の連れらしい同じような恰好の40代くらいの男性が二人、大きな鞄を持ってそばに立っていました。

老紳士とお婆さんが何を話したのかは友人には聞こえませんでしたが、ふたことみこと会話を交わしていたようです。

そして突然、老紳士のほうが「それだけはさせません!!」と、バスの中で大きな声をあげました。

見ていた友人だけでなく周りの人たちも、何があったのかとそっちを一斉に振り向きましたが、そのときには老紳士の連れの人が、鞄から何か丸いボールのようなものを取り出していました。

それが何なのかはわからなかったそうですが、とっさに友人は『自爆テロでバスが爆破される』というようなニュースを思い出し、まさかそういうような恐ろしいことが起きるのかと思いましたが、しばらくは何も起きず、老紳士とお婆さんは、にらみ合いをしたまま黙っていたそうです。

そのまま何分か何秒かはわかりませんが、バスの中で気まずい沈黙が流れていたところ、突然バスが急ブレーキをかけました。

運転手さんがアナウンスで、

「急ブレーキで大変ご迷惑様です。この先緊急工事ですので迂回いたします」

みたいなことを言って、いつもと違う道に入りました。

しばらく行くと急に外が暗くなって、「あれ、トンネルかな?」と思ったところで、ふと記憶が途切れ、気がつくと病院のベッドだったそうです。

実は友人は、道で倒れているのを通行人に通報され、意識のないまま病院に運ばれたようなのです。

友人が入院したのは小さな病院で、バスに乗っていたほかの客が入院したらしい様子もなく、結局バスはどうなったのか、僕にも友人にもよくわからないままでした。

翌日の新聞でそれらしい事故が載っていないか探したのですが、とくに見当たらず、それっきりになってしまい、無理に探すのはあきらめました。

というのも、実は意識のもどった友人は脳に障害が残ったのか、ちょっと何を言ってるかわからないような感じになっていて、この事故のエピソードも、二日に分けて根気よく聞きだして判ったものを僕がまとめたものです。

本人の口から聞いただけでは、何がなんだかわからずじまいでした。

直後に一旦は退院して、あちこちにこの話をして、彼なりに詳細を確かめようとしたみたいですが、

「インターネットでも相手にされなかった」

というようなことを言っていました。

(このとき彼と話をした人、この板にはいないかなぁ。交通関係の掲示板とかかな)

その後、また日に日に具合は悪くなり、去年の夏くらいに亡くなりました。

僕が大学で、オカルト好きの別の友人にこの話をしたら、

「お婆さんが悪霊とかで、老紳士のほうは拝み屋の類だったんじゃないか」

と言ってましたが、それもまた考えすぎな気もします。

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