製造時期:30万年前
発見場所:アフリカのザンビア
作成理由:銃で撃たれた頭蓋骨の化石
弾痕のある旧石器時代の頭蓋骨の化石
1921年にアフリカのザンビア、ブロークンヒルの鍾乳洞で頭蓋骨に小さな丸い穴の開いた頭蓋骨が発見されました。
この頭蓋骨は約30万年前のローデシア人だと調査の結果判明しています。
化石の左側のこめかみ辺りに直径約8㎜ほどの小さな円系の穴が開いており、まるで何かが貫通したような跡に見えるのです。
古代に銃が使われていた痕跡
槍や弓矢で攻撃されて空いた穴であればその周辺にひび割れが起きるが、この頭蓋骨にはそれが全く見られない。
これが意味することは、銃のようなもので高速で弾き出された何かによって穴が開いたという事です。
また、この頭蓋骨の化石に開いた穴の反対側には、内側から外側に向かって何かが貫通した跡が残っています。
これは頭部に高速のライフル弾を受けた被害者の頭蓋骨と、全く同じ状態です。
専門家も、どう見ても銃痕にしか見えないと頭を悩ませる旧石器時代の頭蓋骨。
武器といえば尖った石くらいしかない旧石器時代に、こんな弾痕のような穴を開けられる武器があるはずがないのに…。
誰かが、原始人をスナイパーライフルで撃ち殺し、狩りを楽しんでいたとでも言うのだろうか。
各地で見つかる古代で使われた銃の痕跡
現代の日本では警察官くらいしか使うことない拳銃だが、その起源は13世紀にまでさかのぼる。
元々は大砲のような2人がかりで発射する巨大なものだったが、改良されてライフル銃やハンドガンなど1人でも簡単に使える武器として変化していった。
当然ながら、それ以前の歴史に現代のような銃が存在するはずがない。
しかし、1953年にはドイツのエッシェルドルフで3000年前の木の幹の中から、全体が金色に輝く物体の残骸がいくつも発見された。
この金色の物体の残骸を考古学者の手によって復元したところ、銃弾にしか見えない形状の物体が出来上がったのです。
他にもロシアの科学アカデミー古生物学研究所付属古生物博物館には、17世紀に絶滅した家畜牛の祖先となるオーロックスの頭骨が保管されています。
この頭骨はロシアの首都モスクワ近郊のレナ川付近で発見されたもので、数千年前のものとされている。
そのオーロックスの頭骨にも、ローデシア人の頭蓋骨と同様の小さな弾痕の穴が開いているのです。
仮に銃では無かったとしても、小さな弾丸のようなもので高速で撃ち抜かない限りこのような痕跡が残ることはありません。
現代の銃器と似たような武器をこの時代に誰が使っていたのか、タイムトラベラーか異星人か、それともこの時代に銃器を作成して扱えるような文明がどこかに存在していたのか…謎は深まるばかりです。
コメント