人類の長い歴史の中でも、数えるほどの人間しか足を踏み入れたのことのない宇宙。
一度は宇宙へ行ってみたい!
そんな夢を叶えるかのように、多くの企業が宇宙旅行事業を打ち出しています。
宇宙旅行と聞くだけでもワクワクしてきますが、ついに宇宙に宿泊施設を作る「宇宙ホテル」が建設されるとのこと!
高級ホテルのような宇宙ホテルは「ボイジャー・ステーション」と名付けられ、建設計画が進行中です。
ホントに?と耳を疑いたくなるようなニュースですが、その概要をお伝えしていきます。
宇宙ホテルが2027年に開業予定!
2019年にアメリカのカリフォルニア州の企業であるゲートウェーファンデーションが、宇宙空間にホテルを建設するという構想から始まりました。
その計画が進行し、2027年に世界初このる宇宙ホテルの開業を目指すとのこと。
宇宙ホテルの建設は、この計画を打ち出した人物であるジョン・ブリンコーが率いる新会社『オービタル・アッセンブリー・コーポレーション』が担う予定となっています。
宇宙ホテルの中はどうなっている?
モデルとして考えられている宇宙ホテルの外観は、24個のモジュールがエレベーターシャフトでつながれた大きなドーナツのような形状です。
ボイジャーステーションには、ホテルというだけあって食事ができるレストランや、運動不足解消のためのジムやお洒落なバーもあるとのこと。
最大で280人が宿泊できるこのホテルでは、地上と同じく眠ったりシャワーを浴びられるような宿泊施設を目指しているので、無重力空間でふわふわと浮きながら眠る心配はしなくても良さそうです。
宇宙ホテルでどんなことができる?
せっかく宇宙に来たのだから、やはり地球との重力の違いを楽しみたい!と思う人が多いのではないでしょうか。
重力の少ない宇宙という環境を活かして、超人のように大ジャンプをしたり、ありえないくらい重い物を持ち上げてみたりといったアクティビティも考えてられているようです。
また、宇宙空間では地上のように地に足をつけて走ることができないので、50mほどの距離を全力疾走するだけでも面白いかもしれない。
食事に関しては、サブカルショップでも売られているような宇宙食だけでなく、地上では考えられない方法で食べたり飲んだりできる食事にも期待したいところです。
宇宙ホテルの仕組みはどうなっている?
回転しながら地球を周回するこのホテルでは、その回転によって重力を生み出すようです。
小学生の頃に、掃除用のバケツに水を汲んだままブンブン振り回した経験はないでしょうか?
バケツを回している間はその水がこぼれないのと一緒で、ホテルの外側は重力を感じ、中心に近づくにつれて無重力状態になっていくようです。
宇宙ホテルは予約も受付中!
宇宙ホテルではすでに宿泊予約の受付を開始しています。
その料金は3泊で約500万ドル。
日本円に換算すると、約5憶5千万円!!
年末ジャンポ宝くじで10億円が当たったらチャンスがあるかもしれない。
もちろん、市場が活性化してくれば値段はどんどん下がっていきます。
最終的には、ディズニーランド旅行くらいの値段まで下げたいと語っていますが、私達が生きているうちに果たしてそれが実現するのか…。
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