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アステカのテスカトリポカ

アステカ帝国で信じられていた創造神テスカトリポカとは?神から悪神へと変わった理由

今回は、アステカ帝国の創造神であり、偉大な神として信じられていたテスカトリポカについて紹介します。

テスカトリポカ

名称 テスカトリポカ
別名 テペヨロトル等
種族 神/邪神
役割 創造神
出典 アステカ神話

アステカ帝国の創造神テスカトリポカ

テスカトリポカは、アステカ帝国で信じられてきた神の中でも最高位に属し、天と地の全てを支配すると信じられてきました。

しかし、アステカ帝国がスペインによって支配されてキリスト教が広まると、テスカトリポカは異教徒の邪神として扱われるようになります。

また、太陽神ケツァルコアトルのライバルでもあり、テスカトリポカと何度も戦って世界の支配権を奪い合っているという伝承も伝わっている。

アステカ帝国で信じられていた神々

古の時代に、独自の文化を築き上げてきたアステカ帝国。

アステカ帝国の神話は、スペインによるアステカ帝国の侵略によって、そのほとんどが失われてしまっています。

海からやってきたスペイン人を、アステカ帝国は素直に受け入れました。

その理由は、アステカ帝国に伝わる神話がカギを握っています。

かつてテスカトリポカによって追い出された太陽神ケツァルコアトルが、いつかアステカ帝国に舞い戻り、再び世界を支配すると信じられていたのです。

つまり、征服しようとやってきたスペイン人をケツァルコアトルの再来と信じ、太陽神が戻ってきたと思ったからという説もあります。

テスカトリポカとケツァルコアトル

アステカ帝国の人々は、ケツァルコアトルの再来を待ち望んでいました。

しかし、ライバルであるテスカトリポカは、ケツァルコアトルを追い出してしまいます。

この詳細はスペイン人の征服によって失われてしまいましたが、テスカトリポカは天と地の全てを支配した神であったとされている。

破壊と再生を司る神でもあり、アステカの戦士から強い信仰を集めていたことがわかっています。

テスカトリポカの姿は荒々しい戦士のような見た目で、派手な頭飾りを付け、呪術や預言を行う黒曜石で造られた鏡を手にしていたと言われている。

名前の由来は「煙る鏡」で、テスカトリポカは呪術に深い関わりを持つ神とも言えます。

創世神話におけるテスカトリポカ

アステカ帝国に伝わる神話によると、創世記に「大地の太陽を支配するテスカトリポカ」と「風の太陽を支配するケツァルコアトル」が宇宙の支配権を争ったと言われています。

この時にテスカトリポカは、古くからアステカの人々に恐れられていた大型の肉食獣ジャガーに姿を変えてケツァルコアトルと戦ったとされている。

ちなみに、ジャガーへと姿を変えたテスカトリポカは「テペヨロトル」と呼ばれていました。

テスカトリポカは、元々ケツァルコアトルと並ぶほどアステカでは重要な役割を持つ神だったのです。

神から邪神となったテスカトリポカ

アステカでは偉大なる創世の神として崇められていたテスカトリポカですが、スペインによって征服されると「邪神」に姿を変えることに。

当時のアステカ帝国では、テスカトリポカへの捧げものとして、生贄を捧げるのが当たり前でした。

生贄に選ばれた人間は、テスカトリポカを祀る神殿で心臓をえぐり取られて捧げられたのです。

この残虐な生贄の儀式は、キリスト教徒にとってあまりにも残虐な高位でした。

そのため、テスカトリポカを祀る神殿は破壊されることになったのです。

こうして邪神と認定されたテスカトリポカは、キリスト教によって神から冥府の王とされ、悪魔や魔女を従える存在として認定されることになります。

その後、年月が流れるにつれて「疫病を流行らせる」「人間を襲うために待ち伏せる」など、悪魔としてのエピソードが追加されていったのです。

テスカトリポカのまとめ

アステカ帝国では偉大な神として信仰されていたテスカトリポカ。

地上はもちろん、地下や天界をも支配していたとされ、人間に罪を与えると共に富や権力も与えることが出来るとされている。

しかし、残虐な生贄の儀式を行っていたことから、キリスト教徒によって悪魔へと変えられてしまいました。

しかし、元々は太陽神ケツァルコアトルと肩を並べ、世界を支配するほどの力を持つ神の1人だったのです。

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アステカのテスカトリポカ
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