製造時期:19世紀
発見場所:茨城県大洗沖
作成理由:江戸時代にUFOと遭遇した記録
UFOにしか見えない「うつろ舟の蛮女」
UFOや未確認飛行物体は現代であれば写真や動画で撮影され、古代では壁画や古文書にて遺されてきた。
主にエジプトなどの海外で見られるが、日本の江戸時代にも宇宙人と遭遇したとしか思えない有名な話があります。
兎園(とえん)小説に残る「虚船」
江戸時代の後期になると、滝沢馬琴を中心に組織された文人会である兎園会が結成されました。
兎園会では、月に1度集会を開き、それぞれが見たり聞いたりした奇妙な話や面白い話を披露する会です。
その話をまとめた記録である「兎園小説」に問題の話が掲載されています。
タイトルは「虚舟(うつろぶね)の蛮女」と書かれており、内容を要約したものがこちら。
大洗の漁師が沖合に浮かぶ不思議な舟のような物体を発見する。
それに近づいてみると、6mほどの卵型の舟のようなもので、上部にはガラスのような透明な窓がついていた。
一部は金属のような物で出来たその舟の中には、見たことの無い服装をした美し女性が乗っていて、船の中には見たことのない異国の文字が書いてあり内容を知ることは出来なかったという。
この女性は、食事を与えるも食べずに5日後に死んでしまった。
現存する資料には、このように書かれています。
異国の舟から、外国人が遭難してきた話のように見えますが、問題なのはその挿絵です。
これがどう見ても、UFOにしか見えません。
また、この話と似たような文献は他にもいくつか確認されていて、その中では舟のことを「空舟」と表現していることから、実際に空を飛んでいるのを見たのではないかと推測できます。
「うつろ舟」に出てくる舟も、荒波であちこち打ち付けられていたにも関わらず目立った損傷もないと書かれており、相当頑丈なものだというのがわかります。
記録によると、1803年に現在の茨城県で起こった出来事だとされていますが、当時UFOの存在など知るはずもないのに想像だけでこんな乗り物を書くことが出来るのでしょうか。
もしこれがUFOで、異星人との遭遇だとしたら、一体何をしに地球へやってきたのか…。
文明のレベルを偵察するつもりが、何らかのトラブルでUFOが故障してしまい墜落したところを発見された話なのかもしれません。
元より、日本には「神隠し」という言葉が存在します。
これは、人為的なものではなく、宇宙人によるアブダクションであるという見解を示す研究者もいるのです。
もしかしたら、私たちが想像しているよりも異星人は私達の身近に存在しているのかもしれません。
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